桐谷美玲W主演で豪華二本立て映画「乱反射」「スノーフレーク」

桐谷美玲W主演の豪華二本立て映画「乱反射」と「スノーフレーク」

~「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日~ どうです?!この短歌を懐かしいっ!!!と反応した方は、ふふふ・・アラフォー以上の年代ですね。俵万智さんの代表作「サラダ記念日」に入っている短歌のひとつです。なんとこの短歌がベースになって「サラダ記念日」が7月6日に制定されたんですね~。すごい影響ですね。短歌が元で記念日まで制定されてしまうなんて。

俵万智さんの「サラダ記念日」を読んで、一気に短歌のハードルが低くなったように思えたほどです。今までの勝手なイメージの短歌は、百人一首の短歌のイメージで雅なお方たちが楽しむもので『五・七・五・七・七』がルール程度しかしりませんでした。それと短歌は皇居でお正月に催される「歌会始」ですね。そしてニュースで歌会始で詠まれた歌を聞くぐらいで、短歌はなんか小難しいというイメージがすっかりついてしまっていました。

「サラダ記念日」でこんな短歌もあるんだ?!とかなり衝撃をうけましたが、またまた20代のとってもかわいい歌人が登場しました。1986年(昭和61年)8月31日生まれのとても可愛い顔立ちの歌人「小島なお」さんです。まだ20代の歌人小島なおさんが2004年に発表した歌集「乱反射」。この「乱反射」の歌集がベースになって桐谷美玲主演で映画「乱反射」です。

そして桐谷美玲さん主演「乱反射」は桐谷美玲さんがダブル主演で「スノーフレーク」と豪華な二本立ての映画公開となりました。桐谷美玲さんは人気ファッション雑誌『non-no』の専属モデルを務めているほか、キャスターを担当したりと大活躍中です。「乱反射」「スノーフレーク」共に監督は谷口正晃が担当しています。

乱反射&スノーフレーク

短歌の歌集「乱反射」が映画になってるの?!とは思えないような青春映画です。主演の桐谷美玲さんが演じるのは高校2年生の志摩という少女です。そして志摩は史上最年少の17歳で短歌の賞を受賞したという設定になっているので原作者の小島なおさんをどうしてもイメージして主人公を通じて投影していしまいます。そして少女志摩の母親役には高島礼子さんが演じています。高島礼子さん演じる志摩の母親も、小島なおさんの実の母と同じく歌人でので余計にこの主人公は小島なおさんの自伝的映画?!という錯覚になってしまいます。

歌集「乱反射」を発表した小島なおさんも、歌集の短歌一首一首それぞれが独立しているので、独立している短歌がどのような映画の流れになるのか全く想像が付かなかったと話しています。どれだけ「乱反射」の歌集の世界観が広がっているのか?!が気になりますが、原作者小島なおさんが脚本家に話をした、小島なおさん自身が母親から言われた言葉が劇中でも実際につかわれています。その言葉は小島なおさんが母親から言われた言葉で、その言葉は忘れられない言葉とのことです。

原作者小島なおさんの等身大の青春の世界が描かれている映画「乱反射」はどのような映画になっているのでしょう~?!

乱反射のざっくりとしたあらすじ

主人公の嘉瀬志摩(桐谷美玲)は高校2年生で最年少の17歳で短歌の文藝新人歌壇賞を受賞しました。志摩の母親(高島礼子)も歌人です。志摩は密かに学校で人気者の同級生鏑木健人くんに想いを寄せています。ある日のことです。志摩が想いを寄せている鏑木くんから、思ってもみない告白されることになりました。そして志摩は鏑木君と交際をスタートさせました。大好きな鏑木くんと付き合うことは、志摩にとって夢のようなとっても幸せな毎日です。

ところがある日のこと、鏑木くんから迫られた志摩は拒絶してしまいます。そして志摩が拒絶したことから、鏑木くんと志摩のふたりの関係はこじれてしまいます。さらには鏑木くんに、歌人として賞をとったことも内緒にしていたことも咎められてしまい、結局志摩はふられてしまいました。

ふられてしまった志摩はすっかり落ちこんでいますが、そんな時に歌人でもある母から志摩は宿題を出されます。短歌の季刊誌に載せるための課題の短歌で、それは「誰かを想う」という歌をつくること、という宿題でした。

ちょうど母親から「歌」の宿題を出された志摩には同じ高校生の彼氏がいて、お付き合いをしていますがなかなかふたりの関係はうまくいってるとはいえない状態です。志摩はすっかり自分自身に自信を失っているところに、志摩の幼馴染みでもあり2才年長の大学生の航大(三浦貴大)が帰省して来ました。

すっかり何もかもが嫌になっている志摩は、航大が富山に住んでいる祖母に会いに行くというので、現実から逃避するかのように志摩も航大と一緒に旅に出ることにしました。旅を進めていくうちに、段々志摩の心の中に変化が起こり自分の本当の気持ちに気づいていく・・・・というストーリーです。

乱反射の製作スタッフ

  • 監督・・・谷口正晃  出身地は京都です。二本立て作品「スノーフレーク」でも監督を務めているので同じ監督がどのように描くのかも楽しみのひとつです。
  • 原作・・・小島なお 歌集「乱反射」は角川短歌賞作品です。 歌集「乱反射」が原作になっています。
  • エグゼクティブプロデューサー・・・一志順夫 二本立て作品「スノーフレーク」も同じく担当しています。
  • 企画プロデューサー・・・村山達哉 二本立ての「スノーフレーク」も担当しています。「時をかける少女」や「悲しいボーイフレンド」などでは音楽を担当しています。
  • プロデューサー・・・松岡周作 二本立ての「スノーフレーク」も担当して、企画プロデューサーの村山達哉さんと同じ映画に携わる機会が多いのが特徴です。

スノーフレークのざっくりとしたあらすじ

主人公の真乃(桐谷美玲)は函館に住んでいる短大生です。真乃には短大生になっても忘れることの出来ない幼馴染みの遠藤速人がいます。10年前のことです。当時速人は小学5年生でした。5年生の速人と速人くんの両親が、一家心中を図って車ごと岩壁から海へ飛び込むということがありました。この事件は一家心中で一家全員が死亡ということで事件は決着していましたが、実際には速人の遺体だけは見つかっていませんでした。

真乃には速人がまだ生きている時に、ふたりの間で交わした約束があります。その約束を思い出して、時は経っていても真乃はいまだに速人を忘れることができませんでした。短大生になっても周囲の友人たちのように、思いっきり学生生活を楽しむこともできずにいました。

そんな大学生活を送っている時に、サークルの公式サイトに真乃は依頼されます。その依頼とは『ワスレナグサ』を題材にしたコメントを書いて欲しいという話でした。真乃はどうしようかと悩んだ末に、『私ももう昔のことは、忘れようと思う。忘れてしまっても、それがいいのだと思う。忘れることで、新しい毎日を始めるの』とコメントを書き込みました。

このコメントはもうすぐ短大を卒業しようとする真乃が自分自身へ言い聞かせるようなコメントでした。

真乃の幼馴染みには、遠藤速人のほかにもうひとり、速人とよく一緒に遊んでいた田村亨(白石隼也)という男の子がいました。亨は速人がいなくなってもずっとずっと長い間、真乃のことを想い続けてきました。そして亨は遂に思いきって真乃に自分の気持ちを告白します。まさに真乃に告白しようとしたその頃、真乃は子供時代の速人がそのまま成長したように見える、速人にそっくりな青年を目撃します。

もしかしたら速人が生きているかもしれない!という思いを抱いている真乃は見かけた青年が速人かもしれない。という望みを抱いて、10年前の一家心中事故について調べ始めます。調査に熱中している真乃に協力しながらも、配する亨や友人たち・・・そして、真乃の前に遂に速人にそっくりな青年が姿を現します。

ところがその青年は速人ではなく、従兄弟の勇麻(青山ハル)だったのです。速人とは違う速人の従兄弟ということ分かっていながら、真乃は勇麻とたびたび会うようになります。真乃のことをずっと想っている亨はそれを見守っています。真乃には勇麻と会っているうちに、速人の話を聞きます。そして真乃は速人との思い出の場所を訪ねるようになりますが、すると真乃の周囲では、とても不可解で不思議な出来事が起こり始めるのでした。

速人はもしかしたら本当に生きているの?ある日突然、真乃の前に勇麻が現れた本当の理由はいったい何?!真乃にどんどん危険が迫ってきますが、真乃は自分の中にある速人への溢れんばかりの想いを止めることはできずに、速人を探し続けます。速人は本当に生きているのでしょうか?!

スノーフレークの製作スタッフ

  • 監督・・・谷口正晃  出身地は京都です。2010公開「時をかける少女」でも監督を務めています。「乱反射」でも監督です。
  • 原作・・・大崎梢 この作品がはじめての映画化です。推理小説家です。
  • エグゼクティブプロデューサー・・・一志順夫 「40歳問題」や「七瀬ふたたび」などでも製作やエグゼクティブプロデュサーです。
  • 企画プロデューサー・・・村山達哉 二本立ての「乱反射」でも企画プロデューサーを担当しています。
  • プロデューサー・・・松岡周作 「劇場版カルテット」「つむじ風食堂の夜」などでもプロデューサーを担当しています。